東大卒の外山麻子が秘境で自給自足と歳の差婚をしたワケは?wiki風プロフも紹介【ナゼそこ?】

こんにちは!Joiceです。

9月26日(木)18時25分からの【ナゼそこ?】で東京大学卒のエリート妻が秘境で自給自足をしている様子が放送されます。

東京大学卒という多分ほとんどの方がうらやむ学歴を得て、幾らでも高収入の道がありながら なぜ秘境に暮らし自給自足しているのか、また24歳も歳の差のあるご主人と結婚したのか不思議に思いますよね?

この女性は外山麻子さんというお名前なんですが、wiki風プロフを紹介しつつ疑問を解消すべくその理由や思いを探ってみたいと思います。

ぜひ最後までご覧くださいね。

外山麻子さんのwiki風プロフィール

氏名:外山麻子さん
生年:1982年(42歳)
出身:福岡県
学歴:フェリス女子学院
   東京大学
   東京大学大学院卒
居住:和歌山県勝浦町色川
住み始め:2007年~
家族:夫(哲也氏・66歳)
   長女(のどかちゃん・小6)
   長男(快くん・小4)

なぜ『高学歴がありながら秘境に移住したのか』その結論をいいますと、大学院で環境問題や移住行動について研究し移住者が多い地域・色川を訪れ、村の魅力に心を動かされたからだと思います。

外山麻子さんは東京や神奈川での生活を経て2007年に和歌山県那智勝浦町色川に住み始めました。それまではごく普通に街で生活する才媛だったんです。お父さんは航空関係の会社に勤められ、お母さんも客室乗務員という何不自由のない生活を送っていました。

東京大学を卒業する時に就職か大学院を選択するか迷い、環境問題に興味があったため大学院に進んだと話されていました。研究の為には調査をしなければなりませんよね。そしてそのターゲットに上がった場所が雄大な自然と移住者が多い色川だったそうです。

研究を続けながら2年間色川に通ったとのこと。村の人たちの他者を排除しない人柄にも惚れ込み、また『環境問題の関心を突き詰めたら、田舎暮らししかない。自分の移住のために移住の研究をした』といいます。

24歳の年の差婚をしたワケは?

一方、ご主人の哲也氏は大学を卒業後に奈良県で仕事をしていましたが、元々大自然や山が好きだったことと破壊されていく自然に心を痛め和歌山県のすさみ町佐元に引っ越し15年住みました。和歌山県の人たちの温かさに触れ その後、移住者を受け入れが整っている色川に住まいを移して17年経つそうです。

色川で様々な取り組みや作業をしているうちに考え方や進むべき道が似ていることに気づいたといいます。

奥さまの麻子さんとは世代が違ったとしても、志を同じくして結ばれた仲なのでしょう。ご主人の哲也氏は結婚して良かったと話されていましたし、ご家族が力を合わせてくらしているので、結ばれるべき運命だったのでしょうね。

環境問題について

私たちの生活は便利なモノで溢れていますよね。家庭には電化製品がすべて揃い、家族の大人の数だけ車を所持し、街に出れば道路は舗装で埋め尽くされて都会は数分おきに電車も来ます。だから、今さら不自由な生活には戻りたくないと思うのが普通だと思うんです。

お金があれば大抵の品は手に入りますしね。でも、その結果が、地球温暖化や二酸化炭素の上昇によるオゾン層の破壊につながっているのではないでしょうか。昨今の異常気象が便利な生活の代償だとしたら、怖ろしいですよね。

外山さんは未来を担う子どもたちが苦しまないように、昔の暮らしに習って自分の行動が少しでも環境に悪影響を及ぼさないように生きることを現実的な選択肢として、無理のない範囲で自給自足する『そこそこ農園』を作っているそうです。

その様子などをまとめたものが昨年、第11回グッドライフアワード環境大臣賞優秀賞を獲得しました。それでは外山家の熱い想いが垣間見える自給自足について書かせて頂きますね。

外山さんの自給自足ライフ

食べ物

棚田で米を作り主食に事欠きません。鶏は平飼いし有精卵の採取と、1日の寒暖差によりお茶の栽培には適しているため、どちらも販売し一部は自宅用。廃鶏した肉や哲也氏が罠猟免許を所持していて有害駆除(畑や家畜などに危害を及ぼす)のため、鹿肉も食べるそうです。

山菜を採ったり、無農薬・無化学肥料(鶏糞などを使用)で多くの野菜を作り、採りやすい種は取って次期の栽培に使用しているとのこと。

主食としての炭水化物、卵や鶏・鹿肉からのタンパク質、野菜やお茶からのビタミンやミネラル、カテキンなど身体に必要な栄養素は摂れているのではないでしょうか。

それにしても狭いケースではなく、平飼いされた鶏やその鶏から生まれた卵はコクがあるでしょうし、畑で熟した野菜は甘みが違うと思います。取り立てて凝った味付けにしなくても、それだけでとても美味しいはずです。

昔ながらの食生活は素材そのものの濃縮された味があり、ある意味で最高の贅沢だと思います。

水・電気など

水道がないため水は住民が協力して裏山から引いていますし、家の前の川もきれいで天然の水を使用しているそうです。

電気はソーラーパネルから取り、鹿肉保管用に冷凍庫を1台のための使用と、軽トラック代用のリヤカー付き電動アシスト自転車の電力に使っているようです。照明は鹿肉の脂から作ったロウソクとのこと。私たちから見れば不便な生活でも風情はありますね。

電子レンジは使用していないため1カ月の電気使用量は30~40kwhで、4人家族平均の1/10といいますから驚きですよね。

また、田を耕すためには耕運機が必要ですが、極力、石油などを使わないために昔ながらの牛耕を村の高齢者から教わり行っているそうです。多分、昭和の30年代頃までは、どこの農家も牛や馬を飼っていましたし、作業の担い手としての方法なのでしょう。

生活に欠かせない調理や暖房などは間伐材から作った薪で、お風呂は大抵の家庭に付けている太陽熱温水器で温め入っているようで、ほぼ自然の恵みですね。本当に数十年前の日本の姿だと思います。

生活雑貨

住宅が築150年とのことで、先人たちが使用し今も使えるものは使っているといいます。消耗品は、へちまで作ったタワシやわらぞうり、鹿脂ろうそく、シュロの葉の蠅叩はえたたき、籐やツタで作った籠、竹のまきすなど自ら作っているそうです。

様々な品を作る手作業も生活の知恵であり、家族の団らんを生む憩いの時でもあるのではないでしょうか。

また自分たちは使わなくなったけれど、他の方が使用可能なものを地域で倉庫に保管し『ぐるぐるマーケット』を開催しているとのこと。『もったいない』精神で使える品をとことん使うことは、それまで生活に即したモノを労わる意味でも素敵だと思います。

地域との関わり

1970年代の色川では、移住者たちが自然な生活に触れ自分たちで作物を育てる暮らしをしようと生活共同体『耕人舎』が作られ有機農業や梅の加工などを行ったそうです。

色川の方々は「よそ者は入って込んでエエ」と排除することなく、地元以外の移住者を受け入れオープンに接してくれた言いますから、ふところの深さに感謝ですね。

今では色川の住民の6割が移住者なんだそうです。外山さんご一家は、今まで色川の方から受けた恩恵のお返しと、次世代を担う子どもたちの未来を考え新たな移住者の受け入れをしているとのこと。

事実、農業体験を兼ねて移住を考えている兵庫から来た若い夫婦を受け入れ3か月目を迎えるそうです。移住する側の自分の人生と受け入れる側の地域の存続を考えると悩むこともあるようですが、外山一家の考えに賛同し県外からの移住希望者などが後を絶たないといわれています。

その数は12年間で50件、100人以上を受け入れたといいますから脱帽以外のなにものもありません。

外山さんは「多くの人が安定した給料をもらい お金ありきの暮らしをする中で、世界を放浪しながら一生を過ごしたり、昔の生活に即した自給自足も魅力あるものだと話しています。

東京大学に入るための勉強よりも色川で学んだ3年間の方が生きるための術を学び、より充実していたという言葉がすべてを物語っているようにも思います。

隣の住民がどんな人で仕事も分からないことが多い中、ふらっと来ても泊まれる場所があるっていいですね。一度地域に入って暮らしてみるのも有りかもしれません。もしもご興味がありましたら、

「色川の棚田においでよ!」HP で農業体験を希望してみてはいかがでしょうか。
irokawa-tanada.com で検索してみてくださいね。

まとめ

テレビ番組の【ナゼそこ?】で、東大卒エリート妻が秘境で自給自足と題し放送され、人物やどんな生活なのか興味を持ったことが切っ掛けです。そのため、

1.外山麻子さんのwiki風プロフィール
2.24歳の年の差婚をしたワケは?
3.環境問題について
4.外山さんの自給自足ライフ

とまとめてみました。もしも誰かが私に、外山さんのような生活ができるか聞かれたら間違いなく躊躇します。でも、本気で次世代を担う子どもたちの将来を考えたら、今自分にできることを少しでも考えていきたいと思いました。あなたは、どうでしょうか?

このブログがあなたが知りたかったことの助けになれば幸いです。

そして最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

Joice

管理人のJoiceです。 私は20年以上の仕事の中で お客さまと会話することが 多かったと思います。 そんな中、ネタ探しをしたり 話題を提供することが好きに なりました。 その延長になりますが、 今 気になる情報を ブログで発信し始めました。 芸能関係・スポーツ選手から、 お気に入りのお店のアレコレ まで分かりやすくまとめて お伝えしていくつもりです。 読者の皆さまが「知りたい」 ことを入手するための 時間短縮ができるといいなと 願っています。 どうぞよろしくお願いします。