切手デザイナーという仕事

こんにちは!Joiceです。

切手デザイナーの方の仕事を取り上げる番組があり、どんなことをして、切手をデザインする上での決まり事も知りたいと思いまとめてみました。

また今年は7年ぶりに切手デザイナーの募集があったのですが締め切りは7月5日必着でしたので終了してしまいました。現在は選考中かもしれませんね。

今回の切手デザイナーには応募できなかったとしても、いつかまた募集があるかもわかりませんし、未知の仕事を垣間見るのは楽しいですよね。豆知識として、ぜひ最後までご覧ください。

切手デザイナーの仕事

現在日本には7名の切手デザイナーが在籍しているそうです。経歴も様々で藝術大学を卒業後、漆の伝統工芸を学びデザイナーになられた方、美術大学を卒業後美術教師と山間部の郵便局員を経てデザイナーになられた方もいらっしゃいます。

職員の年齢層も様々で、30代半ばから60代前半までとのこと。年齢層の幅が広いとお客さまにアプローチするデザインも豊富で面白いと思います。

切手デザイナーの仕事は多岐にわたり、切手・はがき・関連ステーショナリーのデザイン、周知用印刷物のデザインおよびデザイン企画、切手や手紙振興に関する広報活動などです。また、毎年40件ほどの新しいデザインの企画は、7人で振り分けるため一人5件を生み出さなければなりません。

切手ができるまで

切手の発行日が決まると10カ月前にはプロジェクトが結成され、テーマや表現の方向性を決め題材の専門家や有識者にヒヤリングするそうです。デザイン案を考え何十回も会議を繰り返して、方向性が決まるとやっと本制作に入ります。何でも基本や基礎が大切といいますけど、全員が納得する形でなければならないんですね。

切手デザイナーは、企画、取材、デザイン、印刷、広報活動まで約9カ月の期間を受け持ちます。少人数だから大変だと思いますが、手書きやグラフィックを用いて生まれた切手はひとしきり愛着が湧くでしょうね。

どんなものでもクリエイティブなことは発行日までの期限との闘いがありますが、切手の発行も同様で様々の取り決めや手続きがあり、発行日の6カ月前までにはデザインがすべて決まっていなければならないそうです。

製作にはパソコン上の大きな画面で行いますが、実際の大きさの15mm以上50mm以下に落とし込んだときのイメージも大切ですよね。事実に即さなけれなりませんが、細かい作業なためデザインとして成り立たないときの変更に関して、きちんとした理由があると認められるそうです

切手の図案は郵便法のほかに著作権法の対象になり様々な規制があるようです。例えば、料金額とローマ字での国名表記、日本郵便という文字が入っていなければなりません。

また、公序良俗に反しない事、一部の政党や宗教に偏らない、事実に即しているなどもあります。

余談ですが切手の価格は大きさではなくて、重さなんだそうです。どうすると切手の重さが変わるのか疑問ですが意外だと思いました。

どんな切手が発行されるのか気になると思いますが、毎年12月頃に発行計画をホームページなどで公に発表しているそうです。切手が好きな方はチェックしてみてくださいね。

切手のデザインをして大変なことは?

デザインは、人の感覚に訴える部分が多く何が好まれ売れるのか判断が難しく、試行錯誤を繰り返しながら決定まで何回もやり直さなければならないことが大変だそうです。細かな作業が多いから頷けますね。

また、切手デザイナーのお一人は、デザイナーとしてのエゴを捨てて使う人受け取る人の気持ちに寄り添うようにしたとも話されていました。

切手デザイナーに向いている人は?

デザインには様々なルールがあり、論理的に考えられ、独自さを出せる柔軟な発想力、美的感覚、時代感覚が必要なんだそうです。

さらに自分の直観を信じて好きな事に正直に向き合える方、手先が器用な方が向いているそうですよ。これは細かい仕事ですから納得ですね。

まとめ

切手のデザインは豊富にありますよね。今までは、きちんとした切手デザイナーという独立した職業があることが分かりませんでした。今回どのように作成していくのか大まかではありますが知ることができ、とても勉強になったと思います。

SNSが流行り、昔のように手紙で連絡することは少なくなったと思います。企業からの郵便物は切手ではなく印刷されたものがほとんどですが、たまに頂く手紙に素敵な切手が貼ってあると心がホッコリとするんです。

想いや心が届けられる手紙には切手は必需品ですから、ますますのご活躍を願っております。新しい切手のデザインに関して、もっと面白いもの(真面目じゃないと怒られるでしょうか?)やメルヘン的なかわいい切手があるといいですね。

今回は
1.切手デザイナーの仕事
2.切手ができるまで
3.切手のデザインをして大変なことは?
4.切手デザイナーに向いている人は?
とまとめてみました。あなたが知りたかったことに寄り添えたら嬉しいです。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

Joice

管理人のJoiceです。 私は20年以上の仕事の中で お客さまと会話することが 多かったと思います。 そんな中、ネタ探しをしたり 話題を提供することが好きに なりました。 その延長になりますが、 今 気になる情報を ブログで発信し始めました。 芸能関係・スポーツ選手から、 お気に入りのお店のアレコレ まで分かりやすくまとめて お伝えしていくつもりです。 読者の皆さまが「知りたい」 ことを入手するための 時間短縮ができるといいなと 願っています。 どうぞよろしくお願いします。