特殊車両整備や飛行機洗浄の仕事内容は?【日本の空を守る仕事人】

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こんにちは!joiceです。

空港内での仕事を紹介する番組を見ていて、改めて本当に様々な職種があるのだと思いました。陰ながら支えられている仕事の中で、今回は一般からも募集できる特殊車両整備や飛行機洗浄の仕事についてまとめてみました。

興味がありましたら、ぜひ最後までご覧くださいね。

特殊車両整備って?

空港内には飛行機だけではなく、様々な特殊車両があります。国交省航空局管轄の特殊車両以外で民間が対応している特殊車両整備についてまとめてみました。

まず1つ目はトーイングカーと呼ばれ飛行機がバックする(飛行機は巨大な精密機械ですからバック機能が付いていないんです)際に使用する車両です。

2つ目はマーシャリングカーといって旅客機を誘導する際に高所作業台を搭載しています。

3つ目のカーゴローダーは貨物室からパレット等を積み下ろす際に使う車両です。

4つ目はベルトローダーで乗客の荷物を下す際に使用します。

これらの車両の整備や点検、メンテナンスなどを担う仕事で募集要項をみると自動車整備士3級以上で応募できるようです。実務経験期間などにより待遇が違うとは思いますが、今後益々需要が高まるのではないでしょうか?

ちなみに完全週休2日制で残業は月に10時間以内、給与は25~85万円+賞与2回+各手当多数だそうです。また、全国各地の希望空港での勤務も可能みたいですね。その他、業務に関わる検定料の全額支給や引っ越し費用の援助もあり、福利厚生もしっかりしているように思いました。

もしも飛行機愛があったり、空港関係に興味があるのでしたら挑戦してみると良いかも知れません。

国交省航空局管轄の主な特殊車両は私たちの目に触れることはほぼありませんが、豆知識としてお伝えすると下記の通りです。

①空港運用中の緊急車両やVIP機誘導車
②摩擦係数測定車:水により飛行機のタイヤが浮いてスリップ状態にならないようにする車両
③路面清掃車:滑走路に異物があるとエンジンが吸い込んでしまったり、パンクの原因になるため放水しブラシで磨いて吸引する車両
④滑走路グルーピング車:滑走路面に埋め込まれている灯火(羽田だけでも9000灯もある)がタイヤのゴムで汚れると落ちにくいため幅3mm長さ1cmのペレット状のドライアイスを吹き付ける特殊車両で清掃)
※R6~トーイングトラクター(手荷物や貨物を収容した荷車、コンテナをけん引する車両)の自動運転の試し運転を始め、本格的な始動に向けて調整していくようです。

飛行機洗浄はどのようにするの?

飛行機は巨大な精密機械ですので、洗浄はデッキブラシ等を使用した人の手で行われるんです。洗剤は希釈するものと原液の2種類を汚れの状態に合わせて使い分けます。

13~14人のグループで午後22時から朝6時までの間に2機の洗浄をするようです。洗浄する機体はかなり大きいものですから、長さの違うモップでの作業はかなりハードだとは思います。チームワークはとても大切ですし、センサーや補助動力装置に洗剤の泡や水が入らないように覆うことから始めます。

機体後方の垂直尾翼の洗浄は高所作業用の特殊作業リフトに乗って行うそうですが、これはかなり経験を積んでからだと思います。例え最初はモップの届く範囲からだったとしても『自分たちがこの機体の洗浄をしているんだ』と誇りを持てる仕事ではないでしょうか?

勤務時間と報酬について簡単に調べてみました。主な仕事サイトのビズリーチ、doda、インディード、タウンワークによると、仕事は完全週休2日制で時給1500~2000円だそうです。アルバイトから正社員になる場合もありますので書かせて頂くと月給21~26万円だそうです。

もちろん福利厚生はしっかりしているでしょうし、変則的に夜の仕事があるより決まっている方が身体のリズムは整うかもしれませんね。ここでは夜間に行う機体洗浄の仕事について書かせて頂きましたが、他にも様々な仕事があると思います。どんな仕事が自分に向いているか探してみてくださいね。

まとめ

空港での影の立役者として航空機や乗客を支えている仕事があることを知り、一般からも応募ができる特殊車両整備士や機体洗浄について調べまとめてみました。

このブログがあなたにとって興味のあること、また転職のきっかけになるのでしたら幸いです。

ここまで読んで頂きありがとうございました。

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