日本に『金』はどのくらいある?今後の見通しは?【ガイヤの夜明け】


こんにちは!Joiceです。

8月30日(金)22時からの【ガイヤの夜明け】で金高騰の陰で重要が高まり、日本で採取される金について放送されます。株価が大きく揺れる中(今月1日は多くの企業で株価が暴落しました)銀座の貴金属店『ギンザ タナカ』には求めるため数十人の列が並んでいるそうです。

金の価格は20年前から10倍に跳ね上がりました。これからも上昇が見込め株価のように暴落もないので資産維持のために買われるんでしょうね。

世界の金は国際基準で50メートルプール3杯弱ほどしかないようですが、日本において、かつての『黄金の国ジパング』は蘇るのでしょうか?

日本が金資源の価値に気づいたのはいつからなのか、またどのくらいの金があり今後の見通しなどもまとめてみました。

ぜひ最後までご覧くださいね。

日本の金資源はいつからあるの?

日本人が金資源に気づいたのは西暦600年~700年と言われています。かつてイタリアの商人マルコポーロが東方見聞録で日本について『莫大な黄金がある』『国王の宮殿は純金で覆われている』と記述し『黄金の国ジパング』と呼んだそうですが、実際にマルコーポーロは日本に上陸したことはなく中国の商人から聞いた事をまとめたそうです。

私たちからすれば金の建物と言えば京都の金閣寺を思い浮かべますが、東方見聞録が書かれたのは金閣寺が建てらる前なんだそうです(歴史には疎くて調べたままです、すみません)だったら、金で造られた建物は何?ですよね。

それは12世紀に東北地方奥州に建てられた中尊寺金色堂とのこと。当時、この周辺には豊富な砂金が採掘され、その頃の中国(宋)にも金を献上したという記録があるようですね。

この中尊寺金色堂は1951(昭和26)年に国宝建造物第1号に指定され、2011(平成23)年世界文化遺産に登録されています。

日本が金の価値に気づいてから採掘できる鉱山を探し求め、新潟の佐渡金山(1601年~1989年)で400年近く、北海道の鴻之舞鉱山こうのまいこうざん(1915年~1973年)と採掘しましたが、明治以降は枯渇し現在は鹿児島県の菱刈鉱山(1985年~)のみになってしまいました。

それでも、ここには一般の金鉱山の約10倍の40g/1tが採掘されるそうです。ただ金の需要は増える一方で、この鉱山一択ではいずれ無くなってしまいますよね。そのため、海底からも採掘できないか研究が進んでいるんです。

これからの金採取方法は?

それは海底熱水鉱床と言って、海底には金やレアメタルを含む熱水が噴出していて海水で冷却され沈殿しているとのこと

東京大学生産技術研究所の研究グループで2016年にこの鉱石中に高濃度の金が含まれていることを報告し、2021年からラン藻シートでの採取を進め2023年6月に引き上げ1t当たり20g相当が取れたようです。

ただこの採取には経費が掛かり過ぎるそうで、地下深くから噴出する温泉や下水の汚泥からも採れるように研究が進んでいるみたいですね。私には難しすぎて分からない世界ですが、貴重な金採取のために多くの頭脳が集結しより多くの研究成果が得られることを願っています。

もう一つ、私たちの生活には電子機器は不可欠ですが、廃棄される機器などから金やレアメタルが採れ、それを『都市鉱山』と呼んでいるそうです。

スマートフォンやパソコンのマザーボード(パソコンの土台となる基盤)やCPU、タブレット、デジカメ、ゲーム機が主なもので、機種にも寄りますがノートパソコン1台から160㎎、スマートフォン1tから280gもの金が採れるみたいですね。金鉱山1tの鉱石から3gの金といいますから凄い量だと思います。

そして、なぜスマートフォンなどに金が使われているかというと、金は電気伝導に優れていて錆びにくいため電気がスムーズに伝わるからなんだとか。金塊や金のアクセサリーなどのほかにも重要な働きがあるとは正直知りませんでした(汗)

東京オリンピックの金銀銅のメダル5000個に必要な金属は、都市鉱山の金属から2017年4月から2019年3月までの2年間で100%採れたことで実証されましたよね。

国立研究開発法人 物質材料研究機構によると、都市鉱山には6800トンの金が眠っていて、それは世界全体の16.38%にも上るとのことです。

新たな電子機器の使用や不安定な経済情勢で金を購入する方の為にも、様々な採掘方法で多くを金が得られることを願っています。かつて黄金の国ジパングと言われたように。

日本に金はどのくらいある?についてのまとめ

8月30日(金)22時からの【ガイヤの夜明け】で『黄金の国ジパングの再来』で放送されることになりました。

金が採取される鉱山が少なくなった今、新たな金採掘のためにどのような方法があるのか私自身も興味を持ち調べてみたいと思ったんです。

放送を見ましたら、PCやスマートフォンから採る都市鉱山だけではなく、かつてバブル全盛期だったころ日本や海外で購入された金のアクセサリーを売却される方も多いとのこと。査定する品物の状態にもよるようですが、値段が上がっているためR6年8月30日現在の金1gの価格は12,654円だそうです。

それぞれのご家庭で、どれほど金が眠っているのか無いものねだりではありませんが、知りたいと思いました(笑)このブログで、放送では話さずにあなたが知りたいと思ったこと、また後から見返す意味でも

1.日本の金資源はいつからあるの?
2.これからの金採取方法は?
3.日本に金はどのくらいある?についてのまとめ

と書かせて頂きました。繰り返しになりますが、あなたが知りたかったことに寄り添えたら幸いです。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

Joice

管理人のJoiceです。 私は20年以上の仕事の中で お客さまと会話することが 多かったと思います。 そんな中、ネタ探しをしたり 話題を提供することが好きに なりました。 その延長になりますが、 今 気になる情報を ブログで発信し始めました。 芸能関係・スポーツ選手から、 お気に入りのお店のアレコレ まで分かりやすくまとめて お伝えしていくつもりです。 読者の皆さまが「知りたい」 ことを入手するための 時間短縮ができるといいなと 願っています。 どうぞよろしくお願いします。