こんにちは!Joiceです。
今回のポツンと一軒家は広大な北海道で衛星写真を頼りに行った先は途中から車1台が通れるほどの細い道で、行きついた場所に牧草地跡と民家がありました。この放牧地跡で妻の小澤君子さん(69歳)が農家民宿(ファーマーズキッチン ヤマダ)を営み、夫の徹氏(70歳)は受精師をされているそうです。
なぜその場所で農家民宿を経営しているのか、また夫の仕事である受精師についても調べまとめてみました。お二人のドラマを展開させて頂きますので、ぜひ最後までご覧くださいね。
ポツンと一軒家で農家民宿を営んでいるワケは?
オーナーの小澤君子さんは19歳でこの地に嫁ぎ、ご主人と酪農業を営んでいたそうです。以前は最大400頭の牛を飼育していたそうですが、ご主人が他界後に頭数を減らし32年前に建てて住んでいた家から農業体験もできる民宿を始めました。
民宿経営は20年近くなり現在は1室のみとのことです。酪農業は今年の夏で辞めたため、牛と触れ合うことはできませんが農業体験(作物の手入れや収穫など)は可能と思います。携帯が繋がらない土地なので、都会の喧騒から癒しを求めて来られる方も多いそうです。
何にも増して自然に触れあえるのは身体にも心にもメリットがあると思います。オーナーの君子さんはもちろんのこと、多忙期には足寄町の町から手伝いにきてくれる孫娘(20歳)も料理好きで美味しいと評判ですし、一緒に調理を作る楽しみがあるだけでも訪れる価値はあるのではないでしょうか。
番組スタッフが訪問したとき提供された食事が、キタアカリで作った芋餅と螺湾蕗の炊き込みご飯、オクラの花の天ぷら、土室で寝かせた野菜と鮭の味噌汁、鹿肉のローストです。どれもみんな美味しそうで食べたくなりました(笑)料理は一例ですから、宿泊すると季節のあった様々な品が提供されるでしょう。
ファーマーズキッチン ヤマダで提供された芋餅は北海道のドライブインなどで売っているものとは違っていましたね。ちなみに両方の作り方を載せたいと思います。
☆ドライブインなどで売っている芋餅
じゃがいもを茹でて潰し片栗粉を混ぜて成形しフライパンで焼くか油で揚げる。砂糖、砂糖醤油、きな粉など好みのトッピングで食べる。←私はこの方法で作っていました。
☆君子さんの芋餅
キタアカリ(鮮やかな黄色の芋)を茹で、すり鉢で粘りが出るまで混ぜる。皿に取り、キビ砂糖をかけて食べる←こちらの方が素朴で健康にも良さそう♪
オクラの花の天ぷらも見た目もきれいで美味しそうでした。私は知りませんでしたが、花もオクラの実のように粘りがあるんですね。
そういえば私が子どもの頃、知人のおばあちゃんの家でじゃがいもの葉を天ぷらにして食べたことを思い出しました。自宅で作物を作っていなければ食べられないものですが、これも素朴で美味しかった思い出があります。あまり手をかけず素材そのものの味を楽しめるって最高の贅沢ではないでしょうか。
ファーマーズキッチン ヤマダの宿泊費は調理などが参加型なので1泊4~5000円と安価だそうです。広い牧草地跡ですから、駆けまわっても良いでしょうし、冬も営業していたらソリ遊びや雪だるま作り、雪合戦もできるかもしれませんね。
宿泊するための連絡やアクセス方法は調べましたが、具体的に分かりませんでした(汗)たぶん足寄町の町役場に問い合わせると何らかの返答があると思いますので、平日の営業時間に訪ねてみてくださいね。よろしくお願いします。
足寄町役場電話番号:0156-25-2141
足寄町役場FAX番号:0156-25-2488
始めにご主人が他界されたと書いてあるのに夫が受精師って何?と不思議に思いますよね。番組を見られていない方のために補足させて頂くと、君子さんの前ご主人が病気で他界されて数年後に仕事で出入りしていた徹氏にアタックして再婚されたそうです。
孫娘さんとの交流も継続していますし、お互いに相手を思いやり新たな家庭を築くって素敵だと思います。ちなみにですが、徹氏が携わっている受精師がどんな仕事なのか気になり調べてみました。
家畜人工授精師とは?
仕事内容は?
受精を行う仕事は『家畜人工授精師』と呼ばれ、人工授精、受精卵移植などを行う国家資格を所持した専門職です。
①酪農家から牛の発情の連絡を受け発情期と判断したら、精液注入器を使って母牛となる子宮に注入します。
②定期的な繁殖検診により子宮や卵巣のチェックを行います。
③獣医師と連携しながら、栄養管理や繁殖管理を実施します。
家畜人工受精師になるには?
都道府県が開催する『家畜人工授精師』に関する講習を修了し、修業試験に合格しなければなりません。合格後、都道府県に家畜人工授精師の免許申請書を提出して免許を取得します。資格試験料は各自治体によって異なりますが、6万円程度と書かれていました。
取得後は農協に勤務をしたり、徹氏のように自身で仕事を行うこともできるそうです。
受精師について
恥ずかしながら、受精師という仕事があることも知りませんでした。命を扱う仕事は大変ですが、頭数をたくさん飼育している酪農家さんからすれば救世主なんでしょうね。
受精師を始め、母牛の管理や子牛の出産、その後の飼育を行う酪農家がいるからこそ私たちは美味しい牛乳を飲み、肉を食することができるのだと思います。本当に感謝です。
まとめ
ポツンと一軒家で農家民宿を営んでいる方が出演され、合わせて番組内でご主人が受精師をされていると知り、詳しくまとめたいと今回のブログを書かせて頂きました。
1.ポツンと一軒家で農家民宿を営んでいるワケは?
2.家畜人工授精師とは?
オーナーの君子さんはファーマーズキッチン ヤマダの運営について、孫娘が結婚し子どもを連れてくるまで続けたいと話されていました。ご家族が健康で仲良く暮らし、とりあえずの目標が達成されることを願ってやみません。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
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