【カンブリア宮殿】節水ノズルは自宅で使える?メリオールデザインの価格や購入場所は?

こんにちは!Joiceです。

今回は節水という、あまり着眼点が行かない分野に鋭い目をつけ世界に羽ばたいた人物を紹介したいと思います。

その人物の名は高野雅彰氏下町で最初はたった一人から始めたベンチャー企業でしたが、その技術は世界に誇れるものであり、多くの賞賛を得ました。

カンブリア宮殿でも放送されますが詳しく調べましたので、ぜひ最後までご覧くださいね!

水が大切なことは知っているけれど…

私たちは水道の蛇口をひねると、当たり前のように水が出ると思っていませんか?けれど、それはとても贅沢なことなんです。世界では水不足が深刻な問題として捉えられており、しかも2040年までに世界の水不足は更に加速すると考えられています。

日本でももちろん例外ではありません。梅雨時期があるとはいっても温暖化が増々進み、海や川、ダムの水が枯渇してきたり、地震大国日本においてライフラインが寸断することもあるでしょう。

限られた資源をいかに有効活用するか、そこに着眼点を付けた原理と人物を紹介します。

節水の原理とは?

通常、蛇口をひねると水の塊が柱となって下に落ちてしまいます。それでは物体の外側を流れる水は無駄になるため、全ての水をマシンガンのように玉で飛ばし最後の1滴まで汚れを直撃する節水ノズルを開発したのです。

Bubble90

これは東京大学の教授によると『脈動流』といって、専用のポンプを電気で動かさなければならないそうです。それを小さなノズルの中で水圧だけで作り出したことが画期的だそうです。

蛇口の先に付けると最大95%の水を減らせ大手レストランチェーンの80%やスーパーの50%で活用され、なんと年間26000トンの水が節水できています。この原理はサウジアラビアなど海外からも注目を集めています。本当にブラボーなバルブですね!

私たちの身体は70%が水分と言われていますから、人間をはじめとする動物、植物も水は本当に貴重なものです。少なくても洗浄などで毎日使う水を減らすことで水不足を解消していくと代表の高野氏は話されていました。

節水ノズルを開発したきっかけ

代表の高野雅彰氏は1978年東大阪の町工場を経営する3代目として出生されました。町工場では金属を削ってガス器具の部品を作っていたそうですが、工場を継ぐ意思はなかったといいます。

東大阪は多くの町工場があり、総理大臣が視察にくるほど高い技術力があっても、バブル崩壊後に淘汰される実体を目の当たりにして「世界が必要としていて、マネではないことをしたい。困っている人を助けたい」その熱い想いから、節水に着目しました。

代表の高野氏は神戸大学経済学部を卒業後IT企業に就職しましたが、節水バルブを作ろうとした当初は「そんな夢みたいなことができる訳がない」と協力してくれる人がいず、一人で工場に1年間こもって研究に励んだそうです。

発想が素晴らしいものであっても、周りからの批判や反対で挫折することが多い中、高野氏の意志と実行力は並外れていますよね。一市民が言えることではないかもしれませんが、あっぱれだと思います!

新たな発想の転換!

レストランを初めとする企業では使用している蛇口がほぼ規格化されていますが、一般家庭ではデザインにこだわる物が多く、それに対応する種類を生産する時間と経費が課題となりました。

高野氏は新たな発想の転換で、蛇口がだめならと実際に使用するお皿に着目したのです。

洗剤が不要で少ない水で汚れが落ちる食器『meliordesigh(メリオールデザイン)』。ペットボトル1cmの水で洗えるお皿とSNSでアップされ有名になりました。

中皿、深皿など4種類をスターターセットとし、税込み1万3800円で販売したそうです。原価率が高く広告費をかけると売れても赤字になると考え、東京と大阪の記者発表会を行うと30社以上のメディアや各種媒体で『魔法の食器』と称されました。

発売からわずか7日で初回分が完売したといいますから、これまた凄いですよね。そして現在も売れ行きは好調とのことです。

また、被災した能登にこの食器をプレゼントした方がいて、心から喜ばれたことが非常に嬉しかったと話されていました。

数々の賞を受賞

DG TAKANO代表 高野雅彰氏

2009年に節水ノズル『バブル90』を開発し、日刊工業新聞社主催の「”超”モノづくり部品大賞」でグランプリを取得。素人が作った製品が日本一になったと新聞をにぎわしました。翌2010年の東京台東区にDG TAKANOを設立。

2023年には省エネ大賞ビジネスモデル部門で審査委員会特別賞、同年5月にメリオールデザインを発表と同時に入手まで3週間待ちとの快挙を得ています。今年2024年4月にレッドドットデザイン賞2024を受賞。6月には東大阪にファクトリーストアを開店するなど躍進を続けていますね。

高野氏は多くの企業は高い技術はあっても、それを活かしけれていないと話しています。コンセプトや戦略を練る会社、スティーブジョブスやイーロンマスクなら何を作るかを考えているそうです。世界を動かす日本人50にも選出されています。

まとめ

他の人が目をつけないところに着眼し、開発と製品に繋げていくのは素晴らしいと分かっていてもなかなかできることではありません。

【カンブリア宮殿】で高野氏が取り上げられると知り、後からでも見返せるように、私なりに調べまとめてみました。

あなたが知りたいことの一助となれると嬉しいです。

ここまで読んで頂きありがとうございました。

Joice

管理人のJoiceです。 私は20年以上の仕事の中で お客さまと会話することが 多かったと思います。 そんな中、ネタ探しをしたり 話題を提供することが好きに なりました。 その延長になりますが、 今 気になる情報を ブログで発信し始めました。 芸能関係・スポーツ選手から、 お気に入りのお店のアレコレ まで分かりやすくまとめて お伝えしていくつもりです。 読者の皆さまが「知りたい」 ことを入手するための 時間短縮ができるといいなと 願っています。 どうぞよろしくお願いします。