ズクトチエ代表の和田寛プロフ&経歴・観光業再生のヒントと手腕とは?【カンブリア宮殿】

こんにちは!Joiceです。

10月3日(木)23時6分からの【カンブリア宮殿】で『冬より夏に稼ぐ!常識破りのスキー場新時代リゾートの作り方』と題し放送されます。

お話をされる方はスキー場として有名な長野県白馬にある、株式会社ズズクトチエ共同代表の和田寛(ゆたか)氏。雪がない夏季の白馬岩岳の再生を図るため、逆転発想により冬期間の1.5倍の収益を上げられたそうです。

まずは社名のズクトチエの意味、和田寛氏のプロフィール、携わった観光業の手腕とまとめてみました。『私の街にはスキー場はないから、関係ないね』と思わずに、観光業再生に向けてのヒントを探していきましょう。ぜひ最後までご覧くださいね。

社名ズクトチエの意味は?

ズクトチエって、どこの言葉?って思いますよね。これは長野県の方言辞典でズク精を出してする気力、根気、やる気、活力、こまめに働くこと、熱心さ、労をいとわず働く生活態度、性分、意欲、気力を表す言葉だそうです。

また、チエ前例が通用しない大転換期において、市場を冷静に分析しユニークかつ大胆な次の一歩を生み出すことができる智慧とのこと。

方言の造語ですが、社員皆が士気を高める素晴らしい社名だと思いました。でも、説明されなければ長野県以外の方は分かりませんよね(笑)

和田寛氏のプロフィール&経歴

氏名:和田寛(ゆたか)
生年:1976年(48歳)
出身:東京都
学歴:東京大学法学部卒(2000年)
   デューク大学MBA(2006年)
職歴:農林水産省
   ベインアンドカンパニー
   白馬岩岳リゾート社長
   スノーピーク白馬取締役 現兼務
   ズクトチエ設立 代表
   白馬岩岳リゾート社長退任
趣味:登山・スキー

和田氏は1976年に東京で生まれ育ったそうです。登山が好きなお父さんの影響で、小学校で北アルプスを縦走したり、中高生になると同級生と年3回はスキーをしたと話されています。学業のみならず体力の維持向上のため登山やスキーを楽しめることは素晴らしいですよね。

大学卒業後は農林水産省に入省しますが、携わった仕事は組織の取りまとめや法律を書くなどの業務がほとんどだったそうです。官庁ですから現場関係の仕事はないと思いますが、自然環境を生業にしたり田舎を活性化させる仕事に従事したいと2006年にデューク大学MBAを取得したと話されています。

-デューク大学MBA(経営学博士)とは-
組織の中のメンバーの強みを活かしながら、共通の目的を達成するためのリーダーを育成するというミッションを掲げる、キャリアアップを目指す人に人気のあるプログラム。期間は22カ月で2023年度の年間の学費は75,000ドルだそうです。

2008年に8年間務めた農林水産省を退任し、企業や団体の最重要課題解決へ向けてコンサルティングサービスを提供するベインアンドカンパニーに入社しました。ここでは激務ながらも知的チャレンジを追求したそうです。

また2014年ベイアンドカンパニー退職後に白馬岩岳リゾートの社長として就任し、2018年(株)スノーピーク白馬にて取締役を兼務(現在も継続)しました。要職を兼務するのは、私には全く分からない世界ですが、どれほど大変なのでしょう。それとも士気に燃えていたからこそ出来た業なのかもしれませんが。

和田氏はさらに2022年7月にズクトチエを設立し、2023年10月白馬岩岳リゾート社長を退任し現在に至っているそうです。社名に秘められた社訓を邁進しているんですね。和田氏が今まで携わった役職を書かせて頂きたいと思います。

-携わった役職-
首相官邸「観光戦略実行推進会議」有識者
国土交通省「スノーリゾートの投資環境整備に関する検討会」検討委員
長野県観光機構外部アドバイザー

それでは本題の様々な経験からカンブリア宮殿で放送される『冬より夏に稼ぐ!常識破りのスキー場新時代リゾートの作り方について触れていきたいと思います。

観光業再生のヒントと手腕とは?

和田氏が2014年長野県白馬に移られてから、2016年から2017年は記録的な少雪でスキー場の来場者が激減したそうです。

このままでは衰退してしまうと危機感を募らせた和田氏は冬季のスキー客だけに頼らない「オールシーズン・マウンテンリゾート」を目指した改革に取り組みました。志を同じくした仲間にも恵まれ、談話の中からあらゆる意見を出し合い、革新的アイデアを投入したそうです。

そのいくつかが、絶景を眺めらるブランコリフトを利用した移動レストランとのこと。様々な思案と努力(ズクトチエ)の結果、グリーンシーズンの売り上げはウィンターシーズンを超え1.5倍もの収益が改善されたと言います。

天気の良い日でしたら、これらのアクティビティは最高に気持ちがいいでしょうね。私もバンジージャンプなら怖くてできませんが、絶景ブランコや移動レストランはぜひとも体験してみたいと思います。

現実的な話になってしまいますが地方では高齢化が進み、若者や人口そのものも減少し財政難や消滅都市にならないように喘いている自治体が多いと聞きます。

「高額納税者が少ないとか、うちの街はスキー場がないから」などの理由をつけずに、かしこまった会議室ではなく雑談の中に良い閃きがあると信じたいですね。創造することは並の努力ではないとしても、閑散とした場所ではなく地方の市や町、村がかつての景気を取り戻すことを願ってやみません。

スキー場がなかったとしても、考え方の参考にはなると思いますので和田氏の著書を紹介したいと思います。「スキー場は夏に賭けろ!誰も気づいていない逆転ヒットの法則」(東洋経済新報社刊行)です。お近くの書店に無ければ、楽天ブックスにありましたので覗いて見てくださいね。

まとめ

【カンブリア宮殿】で自然環境を生業にしたり田舎を活性化させる仕事に従事したいと、官庁の仕事を投げ打って白馬に移り住んだ社長が登場します。

どんな方でどのような経歴がある方なのか知りたいと思い

1.社名ズクトチエの意味は?
2.和田寛氏のプロフィール&経歴
3.観光業再生のヒントと手腕とは?

とまとめてみました。あなたが知りたかったことの足がかりになりましたら幸いです。

ここまで読んで頂きありがとうございました。

Joice

管理人のJoiceです。 私は20年以上の仕事の中で お客さまと会話することが 多かったと思います。 そんな中、ネタ探しをしたり 話題を提供することが好きに なりました。 その延長になりますが、 今 気になる情報を ブログで発信し始めました。 芸能関係・スポーツ選手から、 お気に入りのお店のアレコレ まで分かりやすくまとめて お伝えしていくつもりです。 読者の皆さまが「知りたい」 ことを入手するための 時間短縮ができるといいなと 願っています。 どうぞよろしくお願いします。