株式会社ヨネックスホールディングスの会長である吉岡昌成氏についてです。生い立ちや経歴、経営方針そして現在は子会社化している芝工業の社長をしている息子さんについてもマルッとお伝えしたいと思います。
テレビ視聴する前情報として、あるいは建築業と飲食業という異業種で社会のトップに立たれたわけを調べてみました。気になる方は、ぜひ最後までご覧ください。
吉岡昌成氏のプロフィール
氏名: 吉岡昌成
年齢: 66歳（2024.4現在）
出身地:大阪府
現在: 名古屋市
出身校:大阪工業大学建築学科卒業
役職: ヨネックスホールディングス会長
ヨネックスフーズ社長
吉岡昌成氏の生い立ち
吉岡昌成氏のお父さんは大阪生野区で1階が工場、2階が住まいという典型的な家内工業を営んでいました。そこで5人兄弟の末っ子として生まれました。物心がついたころの家業は1960年発売の「だっこちゃん」でした。当時、爆発的なブームを巻き起こしたんです。
私が小さかったころ、叔母の家に有った記憶では、ビニール製の南国の子供で抱きつくように腕がカーブした形をしていたように思います。叔母は多くの女性が腕に「だっこちゃん」をつけて街を歩いていたと話していました。
爆発的なブームほど収束も早く実家の手元に残ったのは、借金とビニール製の人形を製造する機械だけっだったそうです。
家族は立て直しのため機械を売り、代わりに工業用ミシンを購入してアメリカに輸出するノベルティ袋1を作りました。吉岡昌成氏いわく家内工業なので、幼少期でも家族全員で仕事をしたとのこと。今では想像できませんが何かのテレビ番組で家族が一緒に作業をする風景を見た気がします。でもその仕事が好きではなく、別の道を探すために工業高校の機械科に進んだそうです。
昌成氏はそんな中でも、いずれは自分も商売を始めるんだろうなっと子供の頃から漠然と思っていたそうです。商売の種を見つけて打ち込む商売人の血が流れていたのでしょうね。
吉岡昌成氏の経歴
1985年 株式会社テンガロキットを設立。同年ベストフードに、また1990年にヨシックスに社名変更し2021年には持株会者体制のヨシックスホールディングスに変え、さらに同年10月には店舗内装を手掛ける芝産業株式会社の全株式を取得し、子会社化しています。
その間の2014年には株式上場、2016年に株式1部上場に指定変更しています。着実に業績を伸ばされているんですね。
建築会社から始め、持ち帰り弁当の店舗建築を一任されたことがきっかけで大阪から名古屋への移住と共に外食産業に携わっています。現在は飲食業がメインで自社内に建築部門を擁しているそうです。
業態は寿司、居酒屋の「や台すし」、全品280円（税込み308円）の焼き鳥と釜めしの「ニパチ」、串カツの「これや」昭和の居酒屋「焼き鳥てっぱん」などで一人当たり2000円～3000円くらいのリーズナブルな食事が楽しめます。ネーミングも面白いですね。
出店計画の柱としては2つあり「田舎戦略」と「老舗理論」だそうです。詳しく紐解くと、田舎戦略とは都心の一等地ではなく、一定以上の集客があり従業員確保ができる場。老舗理論はチェーン店ならではの教育制度の充実でシステム化を取り入れつつ地域密着型の中小店舗を作り、地産地消・地域民を顧客にしています。私の住む地方にはないので入ったことはありませんが、もしも旅行で訪れた時は行って食べてみたいなと思いました。
昌成氏の息子、裕太郎氏について
昌成氏には1988年生まれの息子、裕太郎氏がいます。裕太郎氏は慶応義塾大学を卒業後、野村證券に入られました。営業職として頑張られていた1年後、不運にも交通事故に遭い約半年寝たきり状態だったそうです。
回復に向かわれた頃、父、昌成氏から株式に関しての相談を持ち掛けられ、創業時からの組織作りの苦労を子供ながらに見てきて会長を助けたいと思い入社を決心したと話されています。
入社時の待遇はIPO2総務課長。当時は新卒2～3年目でいきなり課長職になり他の職員に同意してもらえるのか不安でしたが、杞憂に終わり特別扱いせずに自然に受け入れられたようです。それは、何が会社にとってプラスになるのか1人ひとりが前向きに仕事に取り組む社風から来ているようです。
職員を蔑ろにし、会社の利益のみを追求するブラック企業が多いと言われる中、とても魅力ある会社だと心から思いますね。
裕太郎氏は現在、ヨシオカ建装社長、ヨシックスホールディングス専務、芝産業代表取締役を任されています。ご本人いわく、飲食業全般は人ありきの産業なため、ストレスなく働ける環境を目指して邁進しているそうです。数社の要職はとても大変だと思いますが、手帳には「やり抜くネアカ」と書かれています。ポジティブマインドで頑張って欲しいと思いました。
吉岡昌成氏「カンブリア宮殿」に出場
4月25日（木）テレビ東京23:06からの「カンブリア宮殿」に吉岡昌成氏が出場されます。お話しの中で息子さんが出るかは分かりませんが、トップで経営を長期に亘り携わってきた思考方法、アイデアの捻出方法など学べる要素は多岐にあると思います。
まとめ
今回は建装業から飲食業を始められた吉岡昌成氏にスポットを当てて調べてみました。少しの前知識があると番組がより面白いのではないかと思います。あなたの『知りたい』1ページに選び、最後まで読んで頂きありがとうございました。
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